ちょこっと日々のこと

今まで生きてきた私の中にあるもの

映画「ブエノスアイレス」

昨日一昨日と雨が続きました。

お盆の行事が終わり ホッとして

家でのんびり映画を観ていました。


朝には不似合いな映画の話題で失礼します^^;




この映画が公開されたのは1997年

映画館へ行けなかった時期でもありますが

その後気になりながらも

観る機会がなかった映画のひとつです。

(まだ沢山あるはず…です)




私はBL趣味ではないのですが惹かれます。

先に書いた「ブローバックマウンテン」

最近では「君の名前で僕を呼んで」や

「スーパーノヴァ」


男同士の恋愛映画は

男女より純粋でピュアな感じがします。


子が鎹(かすがい)になるとか

家と家同士の繋がりとか

そんなしがらみには左右されない。


だから喧嘩してしまったときは

互いを許すことしか

仲直りの方法はありません。


対等な二人だからぶつかり合うのです。




冒頭の場面は

引くほど濃厚なラブシーンから始まりますが

ほとんどの場面は

罵り合い殴り合いのシーンです。


まだ許しあえていない二人が

飾り気のない広いキッチンで

タンゴを踊るシーンが好きです。


実は心の中では求めあっている。

アルゼンチンタンゴの曲とダンスは

切なくてセクシーです。



     ※画像はすべてお借りしております




近々ウォン・カーウァイ監督の

この映画を含む5作品が

全国で順次公開されるニュースを見ました。



家の画面ではなくて

少し寂れた映画館のスクリーンで観たい。


どの画面を切り取っても絵になる

湿り気のある色と構図

音楽の使い方も好き


そして


トニー・レオンの色気は

やっぱり、、、ヤバいです。



いつかきっと

イグアスの滝を見に行きたい。