ちょこっと日々のこと

今まで生きてきた私の中にあるもの

台風とカビと三線 (追記)

また沖縄のお話です^^;

(一部 追記させていただきました)


どこの宿の主も

今年の梅雨は長かった〜と言っていました。


沖縄にカビ、のイメージってありますか?

私は全く無かった!

ジメジメしてる感じゼロでした。

(北陸はありますけど^^;)




でも実際はですね(@_@)

亜熱帯なので湿気がスゴイらしいです。


台風に耐えるコンクリートの家が多いので

カビとの闘い、なんだそうです(*_*)






石垣島の宿で急なスコールに降られた時感じました。

雨が急に窓から吹き込んでベシャベシャ!


オーナーが居なかったので

慌てて全部の窓を閉めて回りましたけど

帰ってきたオーナーは

ケロッとしてました。

コレが日常なんですね^^;


台風も凄いでしょうね。

ガジュマルの木が

根こそぎ飛んだりするそうです(@_@)




カビと台風の話は

観光的にはタブーなんだと思います。


でも沖縄の島人(シマンチュ)たちは

当たり前のように

からりとさらりと それと闘っています。


またそんなことも

なんの苦にならないほど 

終の住処にしてしまうほど

島を愛してしまった沢山の人達がいます。


そんな気持ちが

少しだけわかります(ᵔᴥᵔ)





🌺🌺🌺🌺🌺



映画『ナビィの恋』に出てくるような

常に三線を爪弾いているオジイは

今はあまりおられません。

(好きな映画です^^)


向田邦子さんのエッセイに

"こうであってほしいという風景は

旅人の都合の良い幻想である"

とありましたが、そう思います。




昔ながらの古民家の

開けはなされた縁側に寝ころんで

どこからか聴こえる三線の音にうとうと…


それは私の思い描いた理想の姿

映画やちゅらさんでブームになった頃に

まだ元気だったお年寄り達はもういません。

民宿も世代交代なのです。


港へ迎えに行き

夕食の支度をして

遅くまでゆんたくに付き合って

朝早くから朝食の準備をし

観光の案内もする

また港まで送ってゆく…


沖縄ブームで人が押し寄せた時

おもてなしの心の島人は

手を抜けずに疲れ果ててしまったでしょう。


そんな話を

移住してオーナーになったある宿の主が

話していました。





『ニライカナイからの手紙』


竹富島が舞台になっています。

蒼井優が初々しいです。

私には泣けたお話でしたʕ´• ᴥ•̥`ʔ




ちなみに帰ってから観た

『ホテルハイビスカス』の映画は

泊まったゲストハウスとは

まったく関係ありませんでした(笑)


余貴美子さんは好きな女優さんです。

ほのぼのした映画でした^^