ちょこっと日々のこと

今まで生きてきた私の中にあるもの

おばちゃんのお好み焼き

お盆を過ぎてしまったけど

「うちのことは書いてくれへんのー」

と言われそうなので

もうひとりのおばちゃんの話をします。


三姉妹だった母の一番上の姉が

母の実家を継ぎました。

母の子供時代はうどん屋だったそうだけど

婿になったおばちゃんの旦那さんが

お好み焼き屋を始めました。


母に連れられてよく遊びに行きました。



たぶん私が3歳ぐらいだから

57年前とかの写真です(@_@)


でも今もこの店構えは変わってません。

このアイスクリームを入れる機械も

さすがに使ってはいないけど

まだ置いてあります^^;


お客が15人ほど入れば一杯の

小さなボロい店です(おばちゃんゴメンね)

なんと今だに店には冷房もなく扇風機だけ!

お客さんは汗だくです(;´Д`)


それでもいつも常連さんで一杯でした。

おばちゃんが亡くなった今は息子夫婦が

跡を継いでいるのだけど

遠い所からもお客さんが来てくれるのだそうです。


もう10年ぐらい行っていません。

息子は無愛想なほうですが

お嫁さんが娘に間違えられるほどおばちゃんそっくりで、子供達を連れて遊びに行くと本当に良くしてくれました。


その二人ももう八十近い高齢です。

子供達が誰も後を継がないので

もうじき店をやめることになります。


その前にもう一度

あのお好み焼きが食べたい。

あの昭和の店で。