美術館が好き
実は美術館が好きである。
(実は、で始まる文章が多い…
「実はシリーズ」ということにしよう。
ご勝手に、はい^^;)
しーんとした空間の中
作品の前にたたずむ時間…
美術館自体が歴史的建造物だったり
アートだったりすることがある。
行ってみたい美術館がまだ沢山ある。
*****
2016年に娘と東京へ「若冲展」を観に行った。
ブームだったのかも知れないが
こんなに美術館で並んだことはないಠ_ಠ
5時間並んでやっと入っても
人と人の頭の隙間からやっと観れる程だ>.<
それでも動植綵絵は見事だった。
花の、鳥の、細かい猫写と色は
子供から大人まで誰が見ても素晴らしいと解るだろう。
これらを静寂の中で独り占めできたら…
もの凄い贅沢だねと娘と話した。
彼女は若冲のファンなのだ。
どちらかと言えば日本画が好きだ。
上村松園の美人画の重ねた着物の美しさ。
北斎や広重の浮世絵は
構図も素晴らしいけれど
彫師や摺師の仕事の見事さに感心してしまう。
若冲を観に行ったとき
西洋美術館でカラヴァッチョ展をしていた。
それが誰かも知らなかった。
この絵が何故か心に残って
絵はがきを買ってきた。
「法悦のマグダラのマリア」
ふらりと一人で観に行くのが好きである。