ちいさな贅沢
私の生まれた町(今も住んでいます)は
海と山の間にあります。
少し車を走らせれば海岸へ行ったり
山の景色を見ることができます。
昨日の仕事が終わって空を見上げると
雲とまだ沈まない太陽がとても綺麗だった。
いつもは歩いているのですが
今朝は車で来ていたので
そうだ、夕日を行こうと思いたちました。
私の住んでいる場所は日本海側なので
夕日は海に沈むのです。
(朝焼けと夕焼けは似てますね。)
ジュッという音をたてて(いるように)
完全に日が落ちてもまだ空は明るくて
私の他にもたくさんの人が来ていました。
みんな海が好きなんだなあ。
マスクを外すと胸いっぱいに潮の香り
波の音と小さなウミネコの声。
だんだんと暗くなり
遠くの水平線に
イカ釣り船の灯りがポツポツと見えだしました。
こんなにすぐに来られるのに
ここへ来たのはいつぶりかなあと思いながら
幸せな気持ちで家路につきました。
こんな近くに海があるということが
贅沢だなあ
有難いなあと最近とても思います。