福梅(ふくうめ)
子供の頃から
お正月には必ず目にするものでした。
と言っても小さな頃には
そんなに魅力的なお菓子ではありませんでした。
柔らかな色の紅白の梅の形の皮に
つぶあんが詰められた最中。
それぞれの和菓子屋さんが出しておられます。
こちらは控えめな甘さ。
小ぶりなのが嬉しいです。
生まれた時から他所へ出たことのない私は
どこでも当たり前にあるものだと
最近まで思っていました。
今年は食べることはないと思っていたのに
思いがけず頂きました。
甘い物を控えなければいけないので
一日に ひとつずつ
たいせつに 大切に。
「福梅」って素敵な名前だなぁと
還暦になった今 初めて思います。
雪国の人達の春を待つ思い…
ささやかな福が訪れますように…
今日もありがとうございます。