ちょこっと日々のこと

今まで生きてきた私の中にあるもの

ミセス・ロビンソン

「卒業」といえば

結婚式の最中に花嫁を奪い去るという

有名なラストシーンが有名だけど

(正確に言うと二人がバスに乗りこみ、乗客全員が真顔で彼らを見るというシーンがラスト)


私は一人の女優に魅了されてしまった。



昔観た映画を

何十年ぶりにまた観ると

寄り添う役が変わっていることがある。


例えばこの映画では

最初に観たときは(1968年公開なので劇場ではない)娘のエレーンだったのに

しばらく前に観たときはその母に変わっていた。


ご存知のとおり

娘のボーイフレンドを誘惑するという

トンデモナイ女…

なんてヒドイ母。



しかし夫人に寄り添ってみると

肯定はできないけど少しだけ解る気もする。

夫には相手にされない寂しさ。

娘にバレてしまった時の切ない表情。


役は別にしてとにかくカッコいい。

ちょい悪マダムの役がピッタリはまっている。



アン・バンクロフト


この映画の前には

「奇跡の人」でアカデミー主演女優賞も。

まるで違う役柄だ。


こういう髪型に憧れて

一度チャレンジしたことがあったけれど

私には似合わなかった。


でも私は密かにちょい悪に憧れている笑


    

   (画像はすべてお借りしました)