ちょこっと日々のこと

今まで生きてきた私の中にあるもの

姉と私

今朝ある方のブログを読んで

姉のことを考えた


私と姉は二人姉妹で歳は13も離れている


子供のころは

まったく大人と子供で

私は姉の後ろをペットのようについて回った



二十歳で姉は嫁に行ったので

家で一緒に過ごした記憶はあまりないけど

姉夫婦にはよく遊びに連れて行ってもらった


義兄は姉より9歳上なので私とは22歳も違う

私にはもう一人の父のような存在だ


義兄の話をすると涙が出てきてしまう

おいおい、まだ生きとるぞぉ

と言われそうだけど(笑)


血の繋がった身内以外で

私が一番お世話になった人だと思う



高1の冬に母が亡くなり

父と私と病気のおばあちゃんになった


姉たちは車で1時間程の所に住んでいたのだが

春になって一家でこちらへ移り住んでくれた


お義兄さんは往復2時間の通勤になった

文句など一つも言わない

誰に対しても穏やかで思慮深い人なのだ


姉には到底頭が上がらなかったけど

父に似て喜怒哀楽の激しい人だったので

反発の気持ちはあった


でも世話になっているから口答えは出来ない

心の中で葛藤していた


結婚して暫くはアパートで暮らし

姉夫婦が家を建ててから家に入った


私は3人の子供には恵まれたが

結婚生活はうまくいかなかった


姉に嫉妬する気持ちがあったかも知れない

「阿修羅のごとく」のように


女同士は互いの幸せを図り比べる

姉妹であれ、友達であれ



姉は孫が出来てから丸くなったけど

クモ膜下から生還してから

さらに性格が穏やかになった


父に似てデカかった声も上品になり(笑)

威圧的な所が無くなって

可愛くなったと思う(ᵔᴥᵔ)


昨日の入院の時、近くに住む姉が

病室には入れないからと

姪とふたりでロビーで待ってくれていた…


顔を見れて嬉しかった(´ー`)


最近はばあちゃん同士

対等に話せるようになった


姉がいて良かったとしみじみ思う